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【レポート】市立川崎高校定時制の先生方に、ファシリテーター研修を行いました!

2019年7月23日(火)に、tyotto塾にて、市立川崎高校定時制の先生方にファシリテーター研修を行いました!

研修実施の経緯

市立川崎高校定時制では、以前ProgressTimeを実施したことがありました。

アクティブラーニングやファシリテーションに対して意欲的な先生方が多く、学校現場にも活かせるそれらの手法や考え方が知りたいということで、研修を実施することになりました。

7/4に実施された市立川崎高校定時制でのProgressTimeの様子

研修の目的

今回の研修の目的は、教員の方に目的意識を持ってもらうこと。

アクティブラーニングや映像授業コンテンツ、学習サポートアプリなど最近学校では様々なコンテンツやサービスが導入されているかと思います。

ただ、そのような流れの中で、“違和感”を感じることも少なくありませんでした。

それは、アクティブラーニングを行うこと、アプリを導入すること、それ自体が目的になっているということです。

これは学校現場に限らず塾などの民間教育現場でもよくあることで、

「どうしたら生徒が主体的に話し合いに参加するのか」

「どうしたら生徒がアプリを使って学習してくれるのか」

「どうしたら今の授業をアクティブラーニング形式にできるのか」

どうもそのようなことばかりが議論の中心になっているような印象を受けます。

もちろんいずれも大事なことなのですが、

  • 生徒が主体的に話し合いに参加した先の未来に何があるのか
  • 生徒がアプリを使って学習するのは何のためなのか
  • 今の授業をアクティブラーニング形式にすることが何に繋がるのか

そもそも、これらを思い描けているでしょうか?

生徒にどうなってほしいのか、何のためのコンテンツなのか。

アクティブラーニングやアプリはあくまで一手段にしか過ぎません。

だからこそ、何のための手段なのか、その手段を駆使することでどのような未来が待っているのか、これらを明確にしておかなければ、いつまで経っても効果的なアクティブラーニングやアプリ運用はできないと思います。

本日の目標。HowではなくWhyに目を向けてもらいました。

…と言いつつも多少擁護しておくと、目的意識が薄れてしまうのも無理はないとも思います。

やはり現場の方は目の前の業務や生徒対応、保護者対応に追われてしまうものです。僕自身もそうなので。

そこで、今回は「目的意識」をキーワードとし、ファシリテーター研修を行いました!

ファシリテーションとは

まずは、そもそもファシリテーションがどのようなもので、ティーチングやコーチングとは何が違うのか、これらについて理解してもらいました。

要点だけ書くと、

  • ファシリテーションは場作り
  • コーチングは1対1で行い、コーチから生徒への直接的なアプローチ(問いかけなど)で気づきを引き出す
  • ファシリテーションは複数人に対して行うもので、参加者同士の関わりで気づきが生まれるような場作りや支援をする

といった感じです。

自分の学校の教育理念、言える…?

いよいよここからが本番。

今回の研修における最大の目的、目的意識を持つこと。

生徒にどうなってほしいのか。

何のためのアクティブラーニングやファシリテーションなのか。

それらを表現しているもの、それは各学校の教育目標(理念)です。

当たり前ですが、教育理念のもとに教育は提供されるはずです。

しかし、実際のところどうでしょう。

「人間力を育む!」と豪語しているあなたの学校は、そのための“何か”をできているでしょうか…。

市立川崎高校定時制の教育目標はこちら。

出典:市立川崎高校定時制HP
みなさん、自校の教育目標についてよく理解しておられました!

「こころ豊かな人になろう」

とても素敵な教育目標…!

どうすれば「こころ豊かな人」を育てられる?

教育目標について再確認した後は、ProgressTime形式でグループワークを行ってもらいました。

考えてもらったのは、

教員としてどうすれば「こころ豊かな人」を育てられる?

という問いです。

まずは各自で考えてもらいます。

真剣…!

各自考えてもらい、その後はグループワーク。

「こころ豊か」ってどんな状態?と議論しています
車澤先生、熱弁!
木口先生も熱弁!
止まりません…!
小形も加わって対話を収束させていきます

どのような対話を行ったのか、グループワークシートをお見せします。

実施後のリフレクションの内容はこちら。

「目的意識を持つ」これさえ意識すれば大丈夫!

普段、学校の教育目標や理念について教員同士で深める機会は中々ないと思います。

教員に限らず、塾などの教育機関でも同様のことが言えると思います。

目先の業務や生徒対応に追われるあまり、何のためにやっているのか、どこに向かっているのか、これらを見失ってしまいがちです。

だからこそ、今回のように教員同士で「理念」や「目的」について深める機会を定期的に設けることが大事だと思います。

そのような機会を作れないという方は、「目的意識を持てているか」について自ら振り返る機会を作りましょう。この振り返りさえ行えば、方向性がブレることはありません。

もちろん、弊社でワークショップを実施することも可能ですので、
ご興味ある学校がありましたら、お気軽にお問い合わせください!

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小形雄大
小形雄大
塾講師アルバイトの経験を通して教育の重要性と可能性を感じ、大学を休学して学習塾Withdomを立ち上げる。"謙虚" と "愚直" をモットーに日々生徒対応や講師の育成に携わる。