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IT業界の構造から見た、私塾業界のICT化について

突然ですが、良いIT企業の見分け方を知っていますか?

実は、これってエンジニアの方に聞いても、わかる人は少ないかもしれません。

良い企業、イマイチな企業の見分け方は、技術はもちろんですが、IT企業の立ち位置といった、構造から読み取らないとわからないことがあります。
例えば、システムやホームページの作成等、企業に頼んだ時、見積もりが高いと感じたことはありませんか?
また、イメージと違い、満足なシステムを得られなかったという経験はありませんか?
現在使用しているシステムが使いにくいと感じながら、我慢して使っているケースも多いことでしょう。

まだシステム導入をしていない塾関係者様にとっては、集客や業務効率化といった課題が上がった時、”Web”や”ICT”等のキーワードが絡んだ途端、ITのことがわからないし、知識がないと、ハードルが高くなると感じるケースもあるかと思います。

今回はIT企業の仕組みついて、記載しました。
少しでもITに関する知識を頭の片隅にでも入れて頂けると幸いです。

まずはシステム開発のプロセスって知っていますか?

システムってどのような工程で作られるかご存知でしょうか?
「家づくり」に例えるとわかりやすいかと思います。

例えば、住宅ハウスメーカーでいうと、どんな家を作っていくのか、どんな家が世間では求められているか、世間のニーズを洗い出し、どんな家を作っていくかを考えます。
システム開発では、それを要件定義と言います。

次に、設計書を作るために、手順や詳細な情報を練っていきます。
この設計書作りが、システム開発ではいわゆる設計工程と言います。

家づくりに例えるとわかるように、ここの要件定義と設計書作りが失敗すると、
全くニーズと合ってない物ができます。
だからこそ、このフェーズが非常に重要なのです。

その後、大工さんが家を作る工程を開発工程と言います。
また、家に問題が起きたりした時、対処するのが、保守工程と言います。

ここまでが一連の作業です。
振り返ってみると、家づくりを一つの会社で出来る企業ってほとんどないように思いませんか?
家づくりには多くの企業が携わるのと同様で、システム開発にも多くの企業が携わります。

IT企業でも頼まれて、システム作りをする企業をSIer企業(受託企業)と言います。
一方で、自分の会社でシステムを作り、サービスとしていろんな人たちに提供する企業を自社企業と言ったりします。

では、SIer企業と自社企業にどのような違いがるのでしょうか?

SIer企業と自社企業の違いについて

SIer企業(受託企業)を使うメリットとしては、やはりオーダーメイドで開発していくことで、欲しいものとかなり近いイメージのものができます。
逆にデメリットしては、費用が高くなってしますデメリットがあります。
もう一つ大きな問題があります。

これは海外のIT業界とは違い、日本独特な企業体系でもありますが、システム開発を依頼した企業では、システムを作らず、他の企業に任せることが多くあります。これにより、2次受け、3次受けと言った、ピラミッド構造のシステム開発になります。
このピラミッド構造には問題があります。それは、製品の質が悪いということが多々あります。
簡単な例に例えると、伝言ゲームと同じ状況です。人から聞いた物を人に伝えるていくことは、誤った情報になるケースが多々ありますよね。それと同様に、依頼されたものを人に伝えていくことは
情報が間違ったり、人件費が余分にかかってしまうことがあります。
あまりいい仕組みとは言えないですよね。。。

一方で、自社企業ではどうでしょうか?

自社企業では、自分達で、これからに必要なものとなることを予想して作り、
いろんな方々に使っていただくように考えて製品ができます。
メリットの一つとして挙げられるのは、コストでしょう。
最近の流行りとして、月額料金制となり、気軽に導入できるようになってきました。
デメリットとしては、オーダーメイドではないので、お金を払えば、機能が追加されるということは必ずあるわけではありません。

ちなみに弊社のシステム作りは他の企業と少し違います。
自社で開発はしていますが、弊社が運営しているWithdomをモデルとして、システムを作り、それを一般的にも使えるようにシステム作りをしているので、より現場目線でシステムが作られています。

また、使用していただいるユーザの声をすぐに検討し、プロトタイプを作り、Withdomで試験運用してから、機能をリリースするため、PDCAサイクルがしっかりできたシステム作りになっています。
まさに良いとこ取りですね。笑

技術の進歩により、システム開発が高速にできるような時代となり、弊社のように一つの会社でシステム開発ができるようになりました。
なので、昔は非常に高価で時間がかかるシステムが、安く、短時間で、さらに高性能なシステムが作れるようになりました。(いい時代ですね!)

日本のICT化について

現在、日本のあらゆる業界をみると、
ICTが遅れているのは医療業界と教育業界だと言われています。
理由はいくつかありますが、大きな要因の一つに、利用者の年齢層に紐づいて、ITリテラシーの低さが挙げられます。
教育業界においては、未だ子どもにスマホを持たせることに不安があったり、
大人がIT技術を活かしきれていないケースも多々あります。
しかし、時代が変わり、中高生の80%はスマホを持っていると公表されています。(2017年の内閣府調査により)


皆様も肌で感じていただいていると思いますが、変化が激しく、必ずICTが溢れる教育業界になるのは間違いありません。
その時、今後も生き残り、良い塾であり続けるためにも、どのようにICTを取り入れて、運営していくかが重要になってくると思います。システムを導入するとき、どのようにそのシステムが作られているのかを、すこし考えてから、導入を検討されてみても良いかと思います。

最後に、、、

弊社では、日本が世界に誇れる教育を作っていきたい、その想いでシステム開発を進めていますので、是非、少しでも知って頂けますと幸いです。
記事を読んでいただき、ありがとうございました。

山本剛史
山本剛史
大手IT企業でのSE、人材コンサルベンチャーでのキャリアコンサルタントを経てtyottoにジョイン。"情熱"と"遊び心"を持って、「本当にやりたいことを学べる教育を作る」ことを目指して開発・組織づくりに取り組む。