今後、塾でも行動力というのは求められる資質の一つになるかと思います。
社会が変化していく中で、塾もそれに合わせ変化をしていかなければなりません。
時代が変わっているのに現状維持を続けるという選択はなかなか先が見えないことではないでしょうか。
だからこそ、行動力というのは必須の力になるのですが、行動を起こすということは非常に難しいことでもあります。
そして何より、自分には行動力がないと思っている人が多くいるのではないでしょうか。
今回はどうしたら行動できる様になるのかというのをお伝えしていきたいと思います。
色々な意見があるかと、思いますが、ひとつの意見とし読んでいただけると嬉しいです。
行動力とは
そもそも「行動力」とは、一体何なのでしょうか。
行動力を辞書で引くと、以下のように記載されています。
「目的のために積極的に行動する力。」
そう、行動力とはただ何かをすれば言いわけではなく、しっかりと目的を持ち、積極的に行動することをいいます。
目的もなく行動することはあまり多くはないと思います。
しかし、行動力がないと思っている人の多くが、「積極的に」という部分が当てはまらないのではないでしょうか。
目的のために何かをしようとは思っても、行動できない。
どうすれば積極的に行動できるのでしょうか。
行動力がある人の特徴とは
では行動力のある人はどんな人なのでしょうか。また行動力ない人とどのように違うのでしょうか。
行動力のある人の特徴
- しっかりとイメージが出来ている
- 楽観的である
- 行動を成功に導く力がある(成功に導くために努力を惜しまない)
逆に行動力がない人はこれらの特徴がないのではないでしょうか。
しっかりとイメージが出来ている
以前もICTの導入の話の話で少し述べたかもしれませんが、行動力がある人はイメージがしっかりとできています。
ICTの導入の導入の場合、どんな目的で使うのか、どのように使うのか、使うことでどんなメリットがあるのか、どんなデメリットがあるのか、などのイメージがしっかりとできているからこそ行動することができます。
しっかりとイメージすることで、どこで失敗するかもしれないか、どこにデメリットがあるのかということを予め想定しておけるので、もし失敗しても最低限回避できる様にあらかじめ準備が出来ます。
だからこそ、積極的に行動を起こすことができます。
逆にしっかりとイメージ出来ない人は行動を起こすことが出来ません。
イメージ出来ないことを行動に起こすのはそもそも無理なのです。これは以前も記事で述べたことなので、こちらの記事を参考にしてください。
簡潔にいうとイメージが湧いていなければ具体的に何をしていいかもわからず、行動しようと思っても行動できないのです。
またしっかりとイメージできない、イメージが曖昧なものは、事前のリスクヘッジを行えず、失敗への不安は大きくなります。
しっかりとしたイメージをするためにも、自分がイメージできることから始めること、ハードルを上げすぎず今できることから始めること、が大事なのではないでしょうか。
楽観的である
ここでの楽観的というのは、ただ何でもいけると考えているという意味ではありません。
ある程度のリスクを承知した上で、ポジティブに自分ならいける、大丈夫だと前向きに物事を捉えていることを指します。
日本人の特徴として、自己肯定感が低いと言われています。
どうしても、自分には出来ない、やっても無理だと考えてしまう人が多いのです。
しかし、楽観的でなければリスクだけを見てしまったり、やってみなければわからないことばかりを考えてしまって、結局何も行動することができません。
どんなこともやってみなければ、結果はわかりません。
しっかりとイメージし、リスクを最低限回避できる様にしておけば、そこまで悲観的になる必要はありません。
やってみなければ誰も結果はわからないのです。
ある程度、しっかりと考えイメージしたのなら、そこからは考え過ぎないことが大事なのかもしれません。
行動を成功に導く力がある
この言葉で伝えたいのは、成功させるために努力を惜しまないということです。
行動にはリスクを伴うことがあります。特に塾に変化をもたらすということは、退塾にも繋がるかもしれないことです。
生徒が退塾をすれば、一年でそれなりの売り上げが減ってしまいます。
しかし、塾を運営しているみなさんが、何か大きく間違った目的で行動を起こすとは思えません。それが正しいと思うからこそ行動できると思うので、あとはそれを成功させるには、死ぬ気で取り組むしかないのではないでしょうか。
成功させるには、何をしたほうが良いのか、何をしなければならないのかをしっかりと考え、行動に移していくことが大事なのではないでしょうか。
その行動が正解になるのか、不正解になるのかは、みなさんの実行力に懸かっているのではないでしょうか。
また、そもそも最初の時点で方向性を間違え、うまくいかなかったのであれば、それはそれで、一つの大切な失敗の経験として次の行動を起こす糧にすればいいのではないでしょうか。
まとめ
行動力がある人になるためには、この三つのどれかが欠けても成り立ちません。
イメージをすることで、楽観的になれますし、それを成功させるための行動を全力ですることができます。
楽観的になれなければ、不安でやるべきことだけを考え行動することは出来ません。不安が多過ぎれば行動すらすることができなくなります。
もちろん、成功させるために全力で取り組むことが出来なければ、失敗してしまう可能性が高いため行動は起こせません。
しかし、生徒が全力で勉強しているのに私たちが全力で取り組まないことはないかと思います。
あとは、どれだけしっかりとイメージできるか、楽観的になれるかだと思います。
弊社では学習管理アプリを提供しています。
これは行動を起こしてみるのには、ちょうど良いくらいのハードルの高さのものだと思います。
また、導入を検討していただくとなれば、しっかりとイメージができるようサポートします。
もし、今後塾で何か取り組みたいと考えていて、なかなか行動に移せていない方がいらっしゃいましたら、まず初めの取り組みとして、tyotto meから始めてみても良いかもしれません。
もし興味ある方がいらっしゃいましたら、以下の問い合わせフォームからご連絡ください。