生徒のための進路は“生徒のための進路ではない”

生徒のための進路は“生徒のための進路ではない”

偏差値の高い高校・大学に行かせるのが仕事になっていませんか?

塾・予備校を運営している皆様はなぜ生徒たちに勉強を教えているのでしょうか。

「生徒の将来の選択肢を少しでも多くしてあげたい」

「幸せな人生を送って欲しい」

「努力すればできるということを知ってもらいたい」

など、教育者であれば多くの方が生徒のことを思い、勉強を教えていると思います。

だからこそ偏差値の高い高校や大学に行かせることを目標にすることはいいのかもしれません。

ただ、その結果、偏差値のいい高校・大学に行かせることが仕事になっていませんでしょうか?

それは本当に生徒の幸せになっているのでしょうか。

それは生徒にとって幸せとは限らない

確かに、偏差値の高い高校に行き、良い大学に入れたならば、

教授のレベルも非常に高く、質の高い授業を受けることができますし、その授業を受ける優秀な同級生や先輩と繋がることができます。

グローバルな社会と言われている中であって損はしない、レベルの高い大学に行けば海外一流大学に留学することもできるでしょう。

就職の際には一流大学のみしか参加できない説明会があり、それにも参加することができるようになるでしょう。

ただ、それは本当に生徒にとって幸せな道なのでしょうか。

偏差値や名前を気にして有名な学部だからと言って、どんな学部で学科があるのか、どんなことを学ぶのかも知らず入学し、学ぶことは興味なく、厳しく大学が嫌になってしまうという話を聞いたことがあります。

また、ブランドとプライドで入った大学の授業には興味がわかなく、外部のボランティアに参加している子もいます。

もちろん、大学の勉強が楽しく合格できてよかったと言う子もいると思いますが、

果たして、偏差値の高い学校に行くのが幸せなのでしょうか。

偏差値が高く、質の良い授業が受けれるからといって自分の興味あることや、興味が持てることでなければ、面白いはずがないでしょう。

逆にやりたいことがある中で、より偏差値の高い大学に入れたなら、より質のよく専門的な知識を意欲持って学ぶことができるでしょう。

結局は、偏差値の良い学校に行くことが幸せに繋がるのではなく、自分がどうしたいかでその選択が幸せに感じるのかそうでないのかが決まるのではないのでしょうか。

進路は私たちが決めることではない

先ほども言ったように、偏差値の高い学校に行けば、優秀な仲間や教授、しっかりとした設備があり、その後の進路も東大生のみ参加可能の説明会があるなど有利に働くことは多くあります。

その点、偏差値の高い学校に行く方が幸せに感じる可能性があるかもしれません。

では、これは万人共通の幸せでしょうか。

塾・予備校、そして学校などでの進路面談のときにこんなことはありませんか?

・やりたいことないなら、とりあえず少しでもいい大学行っていろんな人と出会ってやりたいこと探した方がいいよ

・それがやりたいのであれば、この高校・大学だね

・今の志望校がここだけど、成績伸びてきたからもっと偏差値の高いこの学校にしよう

実はこれ生徒のために全くなっていないかもしれません。

もちろん生徒を陥れるためにいっているのではなく、むしろ生徒のことを考え先生なりに最適な道を歩ませようとしているのかもしれません。

ただ、その道が最適だと思うのも、感じるのも世間一般的な意見や、先生の考えであって生徒の考えではありませんよね?

もし生徒がその道に進んで失敗したとしたら、生徒はその道を選ばせた先生のせいにしてしまうかもしれません。

ただ一つ、進んだ先で失敗しようが成功しようが必ずよかったと思える進路があります!

『生徒が自分自身で決めた道に進むこと』です

結局はどんなに周りがなんて言おうと、生徒が進みたいに道に自信を持って、自主的に進んで行く道が一番最適な進路なのです。

それが結果として偏差値の高い学校であって、結局大学が楽しくなかったとしてもそれはそれでよかった思えるのが、この生徒の選んだ道だと思います。

偏差値が高い学校が第一志望ではない

AIやIoTを始めとするテクノロジーが発達し社会に対して求められる力が変化しています。

そのため2020年には大学入試がセンター試験を廃止し、大学入学共通テストを実施することになりました。

今後の入試では、従来の先生が教えたことをただ紙に書くようなインプットだけではなく、正解のない問いを思考し、判断し、表現する力が求められます。

さらに早稲田大学が定員の半数以上をAO入試でとることが決まったように、今後はAO入試のように、今まで何をやってきたのか、この大学に入って何を学びどんなことがしたいのかが評価されてくるようになります。

そんな今後の入試の中での第一志望となるのは、一番自分のやりたいことが学べるところになっていきます。

大学側も、より大学のアドミッションポリシーにマッチした学生をとるようになることは間違いありません。

そのためにも、生徒は普段から自分のことや社会のこと、世界のことに目を向け考える習慣をつけ、自主的に勉強やボランティア活動といった様々なことに取り組んで行かなければなりません。

塾も今後はそのような生徒の考えをよりひきだしていけるような授業を提供して行かなければならないのではないでしょうか。

生徒が自主的に進路を選ぶために

そうは言ってもやはり、生徒が社会のことや自分のことについて深く考えるというのはなかなか難しいかもしれません。

いろんな考え方や物事の見方を知らなければ、社会のことや自分のことなどを考えるのも難しいでしょう。

弊社ではそんな生徒のために、正解のない問いを通し、様々な視点から社会のことを考えたり自分の思いを深めたりすることのできるコンテンツを提供しています。

少しでも多くの塾様の力になることができましたら嬉しく思います。

ご気軽に連絡ください

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