「尊重」が人を成長させる。18歳の子を持つ親の悩みに答える20歳教室長を見て思ったこと

「尊重」が人を成長させる。18歳の子を持つ親の悩みに答える20歳教室長を見て思ったこと

エンジニアのイトウです。もうすぐ自社の塾が2年を迎えます。運営を間近で見てきて感じた「人の成長」と「尊重すること」の関係をまとめてみました。

18歳の子を持つ親の悩みに答える20歳

私たちが運営する高校生専門の個別指導塾は8月末で開校から2年を迎えます。開校にあたり、メンバーの中から教室の代表として日々の運営を主に行う教室長として選ばれたのが現教室長の小形です。当時はまだ大学2年生、20歳でした。

僕はというと、メインの業務はやはりITスキルを活用したWebでの集客が中心でした。教室に常駐して生徒の質問に答えたり、悩みを聞いたりしつつ自分の作業に取り組むという日々でした。

開校から1年後の夏にもなると、生徒数も一気に増えて教室が賑やかになってきました。高校3年生は受験に向けて本格的に勉強していて、日に日に質問のレベルが上がっていっていたのを今でも覚えています。

教室長の小形は塾の業務として、生徒の保護者に近況を伝えたり、保護者の相談に乗ったりもしていました。もちろん、入塾を考えている生徒や保護者との受験相談や入塾を決めていただいた方へのプランの説明や事務手続き全ても日常的な業務です。

さて、高校3年生は年齢で言うと17、18歳です。浪人生であれば18、19歳です。教室長の小形と1、2歳しか変わりません。にも関わらず、受験相談に来られた生徒や保護者は小形のことを一人の教育者として見て相談し、小形もそれに対して自信を持って答えていました。

18歳の子を持つ親の悩みに、20歳が答えている。

その構図を見るうちに、人を成長させるのは年齢を重ねることではなく、別の何かなのではないかという疑問を持ち始めました。

完璧な接客をするカフェの若者店員

少し話が逸れますが、僕はシステムの設計をじっくり考えたいときはカフェによく行きます。ゆったりとくつろげる場所で、誰にも邪魔をされず、他の人の話し声も自分に関係のない空間で考えることで良い設計は生まれやすいと感じています。

そんなカフェで、ふと熱心に作業している店員さんを見てみると、自分たちの塾で勉強を頑張っている高校生とさほど年齢が変わらないような若者もかなりいることに気づきました。

一人の客としてサービスを受ける分には全くその人の年齢や、アルバイトなのかパートなのか社員なのかはわからないし、気にする必要もないほど素晴らしいサービスを受けることができます。

やはり、年齢が上がれば人として成長するという訳ではなさそうです。

「尊重」が人を育てる

親や教育者は、子どもたちに対して、勉強できるようになったり、自己管理ができるようになったり、しっかり意見が言えるようになったりと、一言で言うと立派になって欲しいと思っていると思います。

人を立派に育てるのに必要なのは、単に年齢を重ねることではありません。

人が成長するためには、様々な経験をする中で、それらに自分なりの意味づけをすることを繰り返すことが必要です。そして成長を促す、つまり育てるためには、その活動を継続的に引き出すことが必要です。

具体的にどうやるか。

一つの方法として僕が意識しているのは、成長を支援する相手を一人の人間として尊重することです。

まだまだ未熟な高校生だから
学生のアルバイトだから
新卒で入ったばかりの教室長だから

こういった型にはまった見方をしてしまうと、その型の中でしか成長することができません。

相手を信頼し、責任と裁量を与えることで、人は自発的に行動して成長していくのだと思います。

誰もが尊重できる教育の場にしたい

会社としても、運営する塾としても、どちらも人が学んで成長していく場であることは共通です。役割や肩書きに縛られず、自分が人生の主人公であり、社会の一員であるという自覚を持って日々過ごせるような人を増やしていけるような場を作っていきたいです。

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