今流行りの心理的安全性が注目されている訳とは?

今流行りの心理的安全性が注目されている訳とは?

株式会社tyottoのヤマモトです。
教育で学べることと社会で通用することに大きなギャップを感じることがしばしばあります。
日本の企業的にもそれが分かっていて、研修を充実させ、育てる志向が根付いています。
ただし、人の行動の基になっている潜在意識を変えることは容易ではありません。だからこそ、子どもの教育のアップデートが必要だと感じます。
このように、教育と社会のギャップを埋めるために必要だと感じたことを、
個人的主観で書いてみました。
今回は社会=ビジネスに絞って書いているので、是非一読して頂けると幸いです。

心理的安全性とは?

Googleで検索すると上記のような記事がありました。

心理的安全性とは、サイコロジカル・セーフティ(psychologicalsafety)という英語を和訳したものであり、ビジネスと強い関連性を持つ心理学用語です。
心理的安全性は、他者の反応に怯えたり羞恥心を感じることなく、自然体の自分を曝け出すことのできる環境や雰囲気のことを指します。プロジェクト活動などのビジネスシーンにおいても、本来の自分とは大きく異なる仕事用の人格を演じることなく、チームに所属する全てのメンバーが普段通りのリラックスした状態で活動に参加することを可能にしてくれます。
この心理的安全性という言葉自体は以前から存在していましたが、アメリカのGoogle Inc.(以下、グーグル社)が2012年から約4年もの年月をかけて実施した大規模労働改革プロジェクト、プロジェクトアリストテレス(ProjectAristotle)や、その他の人事関連研究の成果報告として『心理的安全性は成功するチームの構築に最も重要なものである』と発表したことにより、大きな注目を集めました。

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噛み砕いていうと、「ありのままの自分でいても大丈夫!」といったお互いへの信頼・尊敬・敬意がある状態です。その環境にいる人は、間違いを認めたり、助けを求めたり、意見を言っても大丈夫という雰囲気になります。

なぜ、心理的安全性が今のビジネスで必要とされているのか?

心理的安全性を高めることで得られるメリットはいくつかあります。
・率直に話すことが推奨されることで、新しい考えが生まれ、イノベーションが起きやすくなる。
・正しい反論が後押しされる
・チャレンジ精神になる
・生産性が上がる
・主体的となり、責任感が増す。

そのうちビジネスで必要とされている理由を2点に絞りました。

1点目は生産性の向上という点が大きいでしょう。最近では、ワークライフバランスという言葉が飛び交うようになり、残業を減らす取り組みが盛んになってきました。
しかし、残業を減らす取り組みをした所で、今までの仕事がなくなりはしません。企業としては、生産性を上げることで、利益を出しつつ、従業員の満足度を上げる取り組みが必要であることは間違いありません。
もう一つに「イノベーション」の促進です。イノベーションが必要な理由は、ここで詳しくは語りませんが、挙げるとすれば、「時代のスピードが速くなっている」、「これまでのやり方が通用しなくなっている」等があります。技術の革新が進む中で、これまで当たり前だったものが、すぐに古くなってしまう時代となり、競争が激しくなりました。この競争の中で、過去のやり方でうまくいった成功体験に捉えわれ、今も同じやり方を続けるといつか成長は止まってしまうと思います。「イノベーション」を起こし続ける組織、つまり、変化に強い企業が生き残っていく組織です。実際、著しく成長した企業でいうと、Google社、Facebook社であったり、日本でいうと、メルカリ社、LINE社(日本企業なのか韓国企業なのかという話はここでは省きます)などが挙げられます。

今後、必要とされる人材とは?

これは、どの企業でも、経営方針であったり、行動指針で大切にされていることですが、失敗を怖れずチャレンジし続けることが重要だといっています。また、好奇心があり、成長意欲が高い人。責任感が持っている人、コミュニケーション力がある人などがよく挙げられます。このように言葉で話すと簡単に聞こえますが、行動に移すのは非常に難しいことです。実際、周りで活躍している人を見ると、このようなマインドや行動をしている方がほとんどだと思います。では、なぜそのような行動ができない人が多いのでしょうか?

今の教育には心理的安全性が足りない?

そのように感じるのは2年前頃でした。大手企業にいた時に感じていたことは、なぜ上の指示に従いながら、基本的に反論は言わず、黙々と働いている姿を見て、すごく違和感を感じました。仕事にやりがいだったり、目的や楽しさを持って、働いている社員がほぼいませんでした。新しいことを考える場が作られ、合宿や定例ミーティングが開催されても新しい画期的なアイデアが浮かんできません。良い案があったとしても前に進まないことがほとんどでした。この理由はトップダウンの組織体制にあり、心理的安全性が保たれていませんでした。これを作っていくのはリーダーの役割であり、また、その場にいる人たちなのです。そのために必要なのは、これまで判断するための基準となる価値観であると考えます。その価値観は教育で培われていきます。しかし、これまでの教育では、心理的安全性が保たれた環境ではないため、自分の意見を発表する場が少なかったり、同調意識が強すぎたり、失敗を恐れる教育となっているので、このような環境を作っていくことは簡単ではありません。

教育で学ぶことができず、社会に出て困ったこと。

私の話になりますが、良い点数をとるための教育を受け、学力を伸ばしていきました。大学受験では、現役での合格が難しく、1年間浪人をして、勉強に励みました。そのおかげもあって、なんとか成績を伸ばし、立命館大学に入学することができ、その後も大手IT企業に勤めることができました。しかし、社会に出て、求められる力は学んできたことと違ったことであり、今までの勉強が活かされることは少なかったです。それでも、必死に仕事に打ち込んだ際に感じたのは、何のために働いているのだろうか?という自分に対してもそうだが、周りに対しての疑問でした。そこから、働くことについて、キャリアについてよく考えるようになり、キャリアアドバイザーを経て、今に至ります。キャリアアドバイザーとして、感じたことは、今の若者の悩みとして「やりたいことがわからない」という人が多くいました。その本質には、やりたいことはあるが、失敗する不安や、自分の意見を発言することが少なかったから出てこないのだと思います。そのような悩みも教育で解消できるのではないでしょうか。

親が教育者に求めることとは?

子どもの教育を考える上で大切なのは、親の存在でしょう。それでは、親が教育者に望むことはなんだろうか?確かに学力は気になるでしょう。ただ、学力アップという結果以上に、学ぶことが好きになることではないでしょうか?家で、楽しそうに勉強に励んでいたり、何かに打ち込むこむ姿は親には嬉しいものだと思います。また、何かの目的にために、自分で考え、はっきり意見を述べ、そのために今の行動していると言えるような子どもになることが、成長に感じ、親としての喜びにつながるのではないでしょうか。

まとめ


心理的安全性を高めることのメリットはビジネスにおいても、教育においてもプラスになると思っています。自分の周りが、どのような環境になっているか、見てみても良いのではないでしょうか?

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